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喘息や花粉症に用いられる漢方薬です。配合生薬の「麻黄」には気管支拡張作用、抗アレルギー作用などがあり、咳などを鎮める効果があります。その他、発散作用のある「桂枝」、痛みを和らげる「芍薬」、咳やアレルギー症状をおさえる「半夏」「五味子」「細辛」などで構成されています。
![桂枝(けいし)](/photo-s/s00004-0.jpg)
![半夏(はんげ)](/photo-s/s00082-0.jpg)
![甘草(かんぞう)](/photo-s/s00003-0.jpg)
![麻黄(まおう)](/photo-s/s00090-0.jpg)
![五味子(ごみし)](/photo-s/s00040-0.jpg)
![細辛(さいしん)](/photo-s/s00042-0.jpg)
![芍薬(しゃくやく)](/photo-s/s00050-0.jpg)
気管支喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などに用います。
冷え性で体力が中くらいの人に向きます。
「麻黄」には、心臓や血管に負担をかけるエフェドリン類が含まれます。そのため、高血圧や心臓病など、循環器系に病気のある人は慎重に用いる必要があります。
また、配合生薬に「甘草」が含まれているので、大量服用により、浮腫(むくみ)を生じたり血圧が上がってくることがあります。