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体の熱や炎症をとって痛みを和らげる漢方薬です。炎症をしずめる効果のある主薬の「柴胡」をはじめ、胸のつかえ感や吐き気をおさえる「半夏」「枳実」、痛みをとる「芍薬」、便通がよくなる「大黄」など様々な生薬で構成されています。
![黄芩(おうごん)](/photo-s/s00012-0.jpg)
![半夏(はんげ)](/photo-s/s00082-0.jpg)
![生姜(しょうきょう)](/photo-s/s00051-0.jpg)
![大黄(だいおう)](/photo-s/s00061-0.jpg)
![枳実(きじつ)](/photo-s/s00028-0.jpg)
![柴胡(さいこ)](/photo-s/s00041-0.jpg)
![芍薬(しゃくやく)](/photo-s/s00050-0.jpg)
肝臓や胆のうの病気、胃腸の病気、便秘や痔、頭痛、肩こり、痛風、のどの痛み、めまい、耳鳴りなどに適応します。肥満の解消にもよいとされます。
体力のある人で便秘がち、鳩尾から肋骨下部が強く張っている人に向く処方です。比較的、高血圧の人に向きます。
滅多に重い副作用はありませんが、間質性肺炎と肝障害が報告されています。
ただ、これは長期間服用した場合で用法・用量を守れば、問題ありません。