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頭痛を防いだり、抑えるのに用いられる漢方薬です。主薬の「川芎」には、鎮痛作用のほか、血行をよくしたり、生理を順調にする働きがあるといわれます。他の「荊芥」「防風」「薄荷」は頭痛の病因を発散して治します。上記の他、方剤の鎮痛作用を助ける(増す)作用のある生薬で構成されています。
![甘草(かんぞう)](/photo-s/s00003-0.jpg)
![川芎(せんきゅう)](/photo-s/s00102-0.jpg)
![荊芥(けいがい)](/photo-s/s00029-0.jpg)
![香附子(こうぶし)](/photo-s/s00033-0.jpg)
![薄荷(はっか)](/photo-s/s00081-0.jpg)
![防風(ぼうふう)](/photo-s/s00088-0.jpg)
風邪のひき始めの頭痛に好適です。また、女性の生理や更年期にともなう心身の不調の改善に効果があります。
体質を問わず使用できますが、やや冷え性の人に向きます。
配合生薬に甘草が含まれているので、大量服用により、浮腫(むくみ)を生じたり血圧が上がってくることがあります(偽アルドステロン症と呼ばれる症状です)